2016年10月 ② 大分・福岡・佐賀・長崎
ご朱印もとめ、『日御子』の社に登ってみる
10月初めの関西旅行で勢いづき、さらに2回、近場ですがご朱印旅に出かけました。大分では国東半島の『宇佐神宮』からスタートしてプラプラ車でまわります。九州には9ヵ国+壱岐・対馬の合計11ヵ国、西海道とよばれていました。一之宮は17社もあります。
宇佐神宮は豊前一之宮、8月にお参りした鹿児島神宮は大隅一之宮です。宇佐参宮線・宇佐八幡駅跡の駐車場に車を置き広い境内を歩きました。鳥居の横には小型の26号機関車が静態保存されています。大分市内では2つの豊後一之宮、『柞原神社』・『西寒田神社』に参詣しました。
続いて月末には福岡南部から佐賀、長崎をまわりました。ご朱印旅は、ご朱印をいただくことがメインですが、多少の趣向を入れないと続かないなあ、と思います。今回は近場ですが、佐賀のハンバーグ『牛船』や高島にある『宝当神社』もルートに組み込んでみました。長崎のホテルはセトレグラバーズハウス長崎を予約しました。
九州で唯一の大本山、浄土宗の『善導寺』からスタートです。昔からよく通ったJR久大線の駅名にもある『善導寺』、遅ればせながらの初参詣です。続いて『高良大社』、こちらは筑後一之宮です。社殿は修復中ですが、邪馬台国ここにあり、と実感させてくれるオーラがあります。帚木蓬生の『日御子』を読んだ時、筆者の想定する邪馬台国は耳納山地の山麓ではないかと思っていましたが、ここに来てそれを確信しました。その後、筑後川沿いの総本社の『水天宮』に参詣後、『牛船』にて美味しいハンバーグのランチをいただきました。
善導寺・鎮西聖光上人 高良大社・筑後一之宮 與止日女神社・肥前一之宮
午後は『與止日女神社』に参詣後、高島の『宝当神社』に参り長崎に向かう予定です。與止日女神社は肥前一之宮、嘉瀬川のほとり、広々とした神社です。時間を気にしながら唐津まで車を走らせ、無事14時の連絡船に間に合いました。『宝当神社』、名前の通り、籤運がいい神社のようですが完全に観光地化しており、参詣者も多く、当たる確率はかなり低そうです。15時の連絡船で戻り、有田焼の窯元を訪ね長崎のホテルに向かいました。
グラバー邸の近くのホテルに着いたのは夕方、坂道の途中の立地で道幅も狭く、駐車場はまだ狭く苦労しましたが、ロビーでいただいた紅茶の美味しさが印象に残っています。夕食はチャンポンを食べに坂道を散歩しながら繁華街の方に出ました。地元の人が『リンガーハットのチャンポンが一番うまい』というのがよくわかりました。クルーズ船が入港しており、アジア系の観光客で土産物屋は盛況です。
翌日は『福済寺』と『諏訪神宮』に参詣、途中で原爆資料館にも立寄りました。亀にのった観音様の『福済寺』、石段が印象的な鎮西大社の『諏訪神宮』、大社や神宮の名前もついていますが、実体は違うようです。駐車場には苦労しましたが、いい参詣ができました。帰りは『祐徳稲荷』にも立ち寄ります。ここも半世紀ぶり、記憶がよみがえってきました。山の中腹にある本殿をバックに撮った写真があります。
今回は11寺社を参詣、『神宮』1、『大社』1、『大本山』1、『一之宮』3、近場まわりとしては上々です。
これで、合計20寺社(224寺社)の参詣になりました。
ご朱印リスト・一之宮 ①