2016年9月 東京・大阪
ご朱印をいただく寺社を絞り込む
宮崎・鹿児島のご朱印旅のあと、全国の寺社でご朱印をもらおうと、ネットでいろいろ検索しました。そのうち、全国の寺社も何かテーマを決めないと、とてもまわりきれない、とりあえず『記憶の中の旅』は封印し、ご朱印めぐりに絞り込みます。
有名寺社中心に、何か軸になりそうな『テーマ』がないか、いろいろと検討してみました。『神宮』から始めたこともあり、『神宮』の次は『大社』。『大社』も調べてみると24社、こちらもそれほど多くはありません。もう少しプラスしたい、かつお寺も入れたい、ということで、結果、『神宮』『大社』『一之宮』『大本山』をまわることに決めました。
Wikipediaによると、神宮は25社、大社は24社、一之宮は95社、神宮や大社とのダブりもあり、実質78社、大本山は97寺、合計で224寺社、43都道府県に点在します。これは充分な『テーマ』です。これに、『三大稲荷』とかそういう寺社も入れていけば、面白さが増します。出張の合間にも行けそうです。本末転倒の怖さもありますが…
2016年9月の初め、大阪で時間があったので、難波から南海に乗り、摂津一之宮『住吉大社』へ行きました。駅名もそのまま、住吉大社駅で下車、太鼓橋をわたり参詣しました。帰りは路面電車を利用します。路線が分岐するポイントの所を通過したいため、住吉鳥居前から阪堺電車に乗車しました。阪堺電車阪堺線、ある時は道路の真ん中を走りながら、またある時は専用線を走りながら、ゴトゴト懐かしい音を立て、帝塚山の高級住宅街や下町を通り抜けていきます。
そういえば、この電車道のすぐ西側を走る地下鉄四ツ橋線は、一時期、通勤で利用したことがありました。終点住之江公園駅では、競艇開催日、停車位置を2両分ずらして、競艇客を乗せていました。路面電車の終点、恵美須町で降り、通天閣を背に歩き『今宮戎神社』にお参りしました。この時は、ご朱印帳は持参しておらず、『住吉大社』と『今宮戎』でご朱印帳を購入しました。前回は『神宮』、今回は『大社』ということで、ご朱印帳もわけることにしました。『今宮戎』で購入した3冊目、こちらは『神社』にします。
翌週は東京で、こちらも出張の合間に赤坂の『日枝神社』に参詣しました。この神社は、囲碁や暦を題材にした『天地明察』にも登場します。小説の中では碁打ちの集まる神社として描かれていますが、境内には碁を打つ人が居るはずもなく、300年前の余韻は当然のようにありません。
自宅に戻り、Yahooの地図にマッピングを始めました。結構大変な作業ですが、効率よくまわるために、そして記録として残しておくために必須と考えました。43都道府県に点在する社寺仏閣、千年の歳月を刻んだ寺社も多く、思わず居住まいを正してしまいます。初めて行くところもあれば、『宮崎神宮』のように半世紀ぶりのところもあります。乗り鉄時代も含め、再訪の地となるところも多く、わくわく感も半端ではありません。また、京都は寺社が密集しており、きちんとマッピングしていれば、それだけ効率よくお参りできます。1週間かかりましたが、それなりに楽しかったマッピングも無事終了しました。
ご朱印リスト・神宮