ドイツ乗り鉄・202X DB『Ring 4』①
コロナでどこにも行けず、在宅時間だけが順調に伸びています。
2014年に計画したDBの『Ring』、もし今いくと、どうなるか、時刻表だけを頼りに机の上で『Ring 4』の旅をしてみました。ドイツ鉄道、DBの最外周を回るコースです。また、実際に旅に出るつもりで、いくつかの前提条件も考えました。参考のルートはこの地図の青いライン、この時はハンブルク起点でルートをマーキングしていきました。今回はDBのアプリをベースに、実際に乗れる列車を探しながら、ルートを考えていこうと思います。
また、実際に乗る時の目安として、
・乗り鉄の目安として、7時~18時とする。
・駅近で、泊まれそうな街に宿泊することにする。
・荷物をリュック一つとし、3日に一度は連泊、洗濯DAYを設ける。
以上を大前提に『Ring 4』を考えます。
まず起点をどこにするかです。『Ring』の旅は起点と終点が同じ駅になるため、いろいろなアクセスを考えて、ケルンを発着点にしました。
一周してケルンに戻った時に『Sion』で祝杯をあげるのも大きな目的の一つです。2014年に行った『Ring 1』の時の地図を参考にしながら、DBのアプリをクリックしまくり、スケジュールを組んでみました。組みあがってみるとなかなか魅力的な行程です。
第1日 起点のケルンへの移動日・ケルン泊
この日は移動して、起点のケルンに入るだけです。ホテルは駅近くのヒルトンケルンにしました。ケルンは、駅前には世界遺産の大聖堂があり、フランクフルトの空港からも1時間で行ける便利な街です。日本からの移動の場合でも19時までにはチェックインできますし、ジャーマンレールパスも、日数の関係上ちょうど10日間が使えるので、無駄がありません。ビールの美味しい『Sion』も駅からすぐ近くにあり、ケルッシュで軽く一杯、道中の安全を祈願しましょう。
第2日 『Ring 4』スタート・ブレーメン泊
7時15分、ケルンからベルギー国境のアーヘンまでのREが『Ring 4』スタートです。アーヘンからはジグザグに北上します。ミュンスターでは、北駅での乗換えになるのですが、リア行きが北駅に停まらないのでミュンスター中央駅まで行き折り返しオランダ国境沿いに北上を続けます。リアからはICでこの日の宿泊地、ブレーメン着18時5分。ブレーメンでは駅近のインターシティに泊まり、時間があれば、市役所辺りまで散歩に行き音楽隊の像などを見て歩くのも面白そうです。1日目は9本の列車で約600キロの移動です。
第3日 『Ring 4』2日目・リューベック泊
6時56分のREで2日目スタート、海沿いにクックスハーフェンまで北上し、東に向きを変えハンブルクまで行きます。ハンブルクでは4分の乗換えでハンブルク・アルトナに行かなければなりませんが、勝手知ったる駅、何とかなるでしょう。ハンブルク・アルトナからはICでさらに北上し、キール運河を越えてデンマーク国境近くのこのルート最北端のフレンツブルク、そこから南下して、キールを通り、リューベックまで移動します。2日目は9本の列車、約600キロの移動です。ここリューベックでは2泊します。ホテルはザニウリグ、ここは駅のすぐ前には世界遺産のリューベック旧市街もあり、駅の近くにもきれいなホテルが多くありそうです。
もしハンブルク中央駅での乗継ぎがうまくいかなければ、一旦『Ring 4』を離れ、そのままリューベックへ行き、ホテルに連泊、翌日、第4日目でリューベックから11時までにハンブルクに戻り、上記のルートで、乗車します。
第4日 リューベックの休日・リューベック泊
この日は洗濯タイム、リューベックの旧市街の観光や、ハンブルクまで行き、『ミニチュアワンダーランド』で鉄道模型の巨大レイアウトを楽しむこともできます。
概算予算・ホテル代 9泊×1万円=90,000円 (Expedia、楽天トラベル、ほか)
・食費等 10日×5千円=50,000円
・ジャーマンレールパス 10日・1等=52,500円 (エイチ・アイ・エスほか)
・日本からの旅費はそれぞれで