ドイツ乗り鉄・2014 DB『Ring 1』 第1日
第1日 Ringに乗れず尾灯を見送る・フランクフルト
フランクフルト空港 ~ フランクフルト
フランクフルト ~ ハノーバー
新年早々のヨーロッパ行き、『DB・Ring 1』のスタートです。『Ring 1』はそれだけで乗車すると、3日あれば十分ですが、他にも行きたいところがあったり、同行者の都合もあったりで、最悪、分割乗車もやむなしと考えています。今回、ヴェルニゲローデを起点に時計回りにフランクフルトまで乗車しようと思います。ホテルはハノーバーとエアファルトに2泊しいったん日本に帰国、第3日以降は次回訪問時に『完乗予定』としておきます。スケジュールの出来は上々です。
ところが早くも変更を余儀なくされ、ドイツに入る前日、第1日の夕方、フランクフルトに行かざるを得なくなり、エアファルトのホテルをキャンセルしました。第1日目からのスケジュール変更で『Ring 1』、どのように組み立てなおすか、なかなか考えがまとまりません。もともと分割乗車もやむなし、思っていたので、出たとこ勝負で考えることにします。
EC域内からの移動でフランクフルト空港には15時過ぎに到着、明日の夜泊まる、フランクフルト空港直結の『ヒルトンエアポート』に荷物を預けます。フランクフルト空港、16時33分のICEに乗車、フランクフルト中央駅で乗換え、今夜の宿泊地、ハノーバーに向かいます。
いつものことですが、鉄道旅行で、は乗換えの出来不出来が満足感に直結します。特に大きな駅で短時間の乗換えが決まった時の爽快感は、何事にも代えがたいものがあります。
今回は、宿泊地の変更で『Ring 1』のスケジュールが早くも変わりましたが、フランクフルト中央駅で、乗換えがうまくいき、16時50分のICに間に合えば、カッセルまでの区間が『Ring 1』なので、幸先よくスタートできます。ところが中央駅に入る手前で5分の信号待ちが響き、急いでホームへ行きましたが、ICの尾灯を見送ることになり、仕方なくICEの1等車に腰を落ち着けます。
フランクフルトに戻る明日のスケジュールを考えながら、車掌さんにビールを注文しました。コミュニケーション不足でビールが2杯きましたが、もちろん美味しくいただきました。ハノーバーの『インターシティホテル』は駅近で徒歩5分くらいですが、1月の凍てつく空気の中、すっかり冷え切ってしまいました。がらんとしたホテルのレストランで、スープとカレーブルストの夕食、余分なビールも飲みながら、明日の朝のヴェルニゲローデまでの時刻の確認をします。ホテルの部屋はきれいで機能的、かつリーズナブルの価格で、気持ちよく泊まりました。